講談社モーニング

1位は別にジパングのタイトルを付けなくても、歴史漫画として十分面白い源平物。
2位は2回の短期集中連載で単行本一巻のみだけど、主役のヒロイン二人がいい。
人の生き死にが関わる医療物はドラマチックになりやすいけど、それを小児科に限定して、より現代にマッチした内容に集約させている3位は上手いなと。シリアスに偏り過ぎず、程よい程度の笑いがリズム感を出している。4位は今年で終わった四コマもの。アフタの江古田よりメンヘラにならず、適度に下世話な程度で二十代女性を描いててよかった。
5位は全てが勿体ない。題材も、ストーリーも悪くないが、肝心の勝負事の決まり手が、運で決まってしまうのが、評価を下げている。もっと主人公に機知があれば。
選外となった作品として、クライマックスを迎えているピアノの森は、連載が不定期すぎた所為。セケンノハテマデ、へうげものは、もう少し打点が欲しかった。年末に連載昇格したDIRTY CHRIST SUPERSTARには、来年期待。モーニングについては、あのサッカーと野球、それとワンピース乗っ取り漫画を好きだという人間とは、自分は完全に相容れないと感じた一年。